特集『羽毛布団の豆知識』
羽毛布団の豆知識
朝までぐっすり熟睡するための秘訣は、布団内部の温度を33℃(±1℃)に保つこと。
羽毛は外気の変化に合わせて熱や湿気を吸収・発散する性質を持つため、布団としては理想的な天然素材です。
かさ高の大きい羽毛ほど空気をたくさん含むことができるため、ふんわりポカポカな寝心地が楽しめます。
羽根布団と羽毛布団は違います。
羽根布団(フェザー)と羽毛布団(ダウン)は違うのをご存知ですか?
どちらも同じ水鳥から取れるという点では同じなのですが、ふわふわして空気のように軽い「羽毛」は水鳥1羽からほんのわずかしか取れない貴重な天然素材のため、とても高価です。
逆に水鳥1羽からたくさん取れる「羽根」は安価で、激安布団として市場に出回っています。
業界のルールにより、50%以上羽毛が使われている布団を「羽毛布団」、逆に100%羽根か羽毛が50%未満の布団は「羽根布団」と呼ぶようになっています。
肝心の寝心地は人によって好みはありますが、羽根布団はどちらかというと重さがあるのでペタッとした体にまとわり付く寝心地、羽毛布団は軽くて空気をたくさん含むことができるため、軽くてふんわり暖かな寝心地を楽しめるという違いがあります。
羽毛布団の間でも品質の違いはあるの?
暖かくて人気の羽毛布団ですが、中綿(なかわた)に使われている羽毛の割合や、羽毛が取れる水鳥の産地などにより、ふんわり感や暖かさが違います。
ヨーロッパや東欧の寒い地域で育った水鳥の羽毛は、厳しい環境で生き抜くため、より多くの空気を含むことができるようになっています。そのため、とても良質な羽毛布団が出来上がるのです。
一般的に羽毛布団に100%羽毛が使われていることはほとんどありません。
理由はあまりにも高価になり過ぎてしまうことと、100%羽毛だと軽すぎるため、多少羽根(フェザー)をブレンドした方が寝心地も良くなるからです。
気になる羽毛の品質ですが、良質の羽毛布団には、日本羽毛製品協同組合によるかさ高証明のランク付けがなされています。
※画像はイメージです
ニューゴールドラベル≫エクセルゴールドラベル≫ロイヤルゴールドラベル≫プレミアムゴールドラベルの順で高い評価がされています。
下記に記載しましたので、羽毛布団選びの際はご参考になさってくださいね。(ロゴをクリックすると各商品ページに飛びます)